相続手続きを専門家に任せるメリットとは?行政書士に相談できることも解説
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相続手続きでは、戸籍の収集、相続人の確認、必要書類の準備、遺産分割協議書の作成など、慣れていないと分かりにくい作業が多くあります。
「何から始めればよいのか分からない」
「書類に不備がないか不安」
「相続人や必要書類を正しく確認できているか心配」
このようなお悩みを抱える方は少なくありません。
相続手続きは、ご家庭の状況や財産の内容によって必要な確認事項が変わります。早めに専門家へ相談することで、手続き全体の見通しを立てやすくなり、落ち着いて準備を進めやすくなります。
この記事では、相続手続きを専門家に任せるメリットと、行政書士に相談できることを分かりやすく解説します。
札幌市西区琴似で相続手続きに不安がある方は、ぜひ参考にしてください。
相続手続きは自分でできる?
相続手続きは、必ず専門家に依頼しなければならないわけではありません。
相続人が少なく、財産の内容もシンプルで、相続人全員の協力が得られる場合は、ご自身で進められることもあります。
ただし、実際には次のような場面でつまずくことがあります。
- 亡くなった方の戸籍をどこまで集めればよいか分からない
- 相続人が誰になるのか判断に迷う
- 銀行や役所から追加書類を求められる
- 遺産分割協議書の書き方が分からない
- 相続人が遠方にいて書類のやり取りに時間がかかる
- 不動産、預貯金、保険など手続き先が複数ある
相続手続きは、最初の確認が不十分だと、後から書類の取り直しや手続きのやり直しが必要になることがあります。
相続手続きを専門家に任せる3つのメリット
専門家に相談するメリットは、単に「代わりに作業してもらえる」ことだけではありません。
手続き全体を整理し、必要な確認事項を見落としにくくすることにもつながります。
メリット1:必要な戸籍や書類を整理しやすくなる
相続手続きでは、亡くなった方の戸籍謄本、除籍謄本、改製原戸籍、相続人の戸籍謄本、印鑑証明書、本人確認書類など、さまざまな書類が必要になることがあります。
また、提出先によって求められる書類は異なります。
たとえば、銀行預金の払戻し、不動産の相続登記、保険金の請求、自動車の名義変更などでは、それぞれ必要書類や書式が違うことがあります。
専門家に相談することで、
- どの手続きにどの書類が必要か
- 戸籍はどこまで集める必要があるか
- 追加で確認すべき書類はないか
- 提出先ごとに注意すべき点はないか
といった点を整理しやすくなります。
特に戸籍収集は、相続手続きの土台になる重要な作業です。
亡くなった方が転籍している場合や、婚姻・離婚・養子縁組などがある場合は、複数の市区町村から戸籍を取り寄せる必要が出てくることもあります。
メリット2:相続人調査や手続きの流れを確認しながら進められる
相続手続きでは、まず誰が相続人になるのかを正確に確認する必要があります。
相続人を見落としたまま遺産分割協議を進めてしまうと、後から協議のやり直しが必要になる可能性があります。
専門家に相談することで、戸籍をもとに相続関係を整理し、相続人調査を進めやすくなります。
また、相続手続きは一つの作業で終わるものではありません。
一般的には、次のような流れで進むことが多くあります。
- 遺言書の有無を確認する
- 相続人を確認する
- 相続財産を整理する
- 必要書類を集める
- 遺産分割協議を行う
- 遺産分割協議書を作成する
- 預貯金や不動産などの名義変更・払戻しを進める
もちろん、実際の流れは相続の状況によって異なります。
専門家に相談することで、今どの段階にいるのか、次に何を準備すべきかを確認しながら進めやすくなります。
メリット3:遺産分割協議書の作成に向けた準備を進めやすくなる
遺言書がない場合や、遺言書に記載されていない財産がある場合などは、相続人全員で遺産分割協議を行うことがあります。
遺産分割協議で決まった内容は、遺産分割協議書として書面にまとめることがあります。
遺産分割協議書は、銀行預金の払戻しや不動産の相続登記などで提出を求められる場合があります。
行政書士は、法的紛争段階にある事案や税務・登記申請業務に関するものを除き、遺産分割協議書や相続関係説明図などの書類作成、その前提となる調査について相談を受けることができます。
書類の作成に向けて、相続人、財産、協議内容を整理しておくことで、その後の手続きを進めやすくなります。
行政書士に相談できる相続手続き
行政書士は、官公署に提出する書類や、権利義務・事実証明に関する書類の作成、相談業務を行う専門家です。
相続分野では、主に次のような内容を相談できます。
- 相続人調査に必要な戸籍収集
- 相続関係説明図の作成
- 遺産分割協議書の作成に向けた準備
- 金融機関手続きに必要な書類の確認
- 遺言書作成に関する相談
- 終活に関する相談
日本行政書士会連合会でも、遺言・相続分野において、行政書士が遺言書作成の支援や、遺産分割協議書・相続人関係説明図等の書類作成を中心に相続手続きを支援することを案内しています。
他の専門家に相談した方がよいケース
相続手続きでは、行政書士だけでなく、弁護士、司法書士、税理士など他士業の専門分野が関わることもあります。
次のような場合は、内容に応じて適切な専門家へ相談しましょう。
相続人同士で争いがある場合
相続人間で遺産の分け方について争いがある場合や、交渉・代理が必要な場合は、弁護士の専門分野です。
話し合いがまとまらない場合は、早めに弁護士へ相談しましょう。
不動産の相続登記が必要な場合
不動産を相続した場合は、法務局で相続登記を行う必要があります。
相続登記は司法書士の専門分野です。
なお、令和6年4月1日から相続登記の申請が義務化されています。不動産がある相続では、登記の必要性も早めに確認しましょう。
相続税の申告が必要な場合
相続財産の総額が基礎控除額を超える場合などは、相続税の申告が必要になることがあります。
相続税の判断や申告は税理士の専門分野です。
預貯金、不動産、有価証券など財産が多い場合は、税理士へ相談しましょう。
専門家に相談する前に整理しておくとよいこと
専門家へ相談する際は、次の情報を整理しておくと、相談がスムーズに進みやすくなります。
亡くなった方に関する情報
- 氏名
- 生年月日
- 死亡日
- 最後の住所
- 本籍地
- 家族構成
相続人に関する情報
- 配偶者や子の有無
- 親や兄弟姉妹の状況
- 先に亡くなっている相続人がいるか
- 相続人の住所や連絡先
財産に関する情報
- 預貯金
- 不動産
- 有価証券
- 自動車
- 生命保険
- 借入金や未払金
手元にある書類
- 戸籍謄本
- 住民票
- 固定資産税納税通知書
- 通帳
- 保険証券
- 遺言書
- その他、相続に関係しそうな書類
すべてそろっていなくても相談は可能です。
分かる範囲で整理しておくだけでも、次に何を確認すべきか見えやすくなります。
相続手続きを専門家に任せるときの注意点
専門家に依頼する場合でも、任せきりにするのではなく、手続きの内容や費用、対応範囲を確認しておくことが大切です。
依頼できる範囲を確認する
専門家ごとに対応できる業務範囲は異なります。
行政書士に依頼できること、司法書士や税理士、弁護士に相談すべきことを確認しましょう。
費用や報酬を確認する
戸籍収集、相続関係説明図、遺産分割協議書の作成など、依頼内容によって費用は変わります。
相談時に見積もりや報酬体系を確認しておくと安心です。
手続きのスケジュールを確認する
戸籍収集や相続人調査には時間がかかることがあります。
また、相続税申告や相続放棄など、期限が関わる手続きもあります。
期限が気になる場合は、早めに専門家へ相談しましょう。
札幌市西区琴似で相続手続きのご相談なら行政書士宇野敏志事務所へ
相続手続きでは、戸籍の収集や相続人の確認、必要書類の準備など、慣れていないと分かりにくい作業が多くあります。
札幌市西区琴似の行政書士宇野敏志事務所では、相続を中心に、遺言・終活・成年後見に関するご相談を承っております。
戸籍収集や相続人調査、遺産分割協議書の作成に向けた準備などでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
初回相談は無料です。札幌市西区・琴似周辺の方はもちろん、北海道全域に対応しております。
