行政書士宇野敏志事務所

エンディングノート

エンディングノート

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相続や終活を行うにあたっては、まずはじめに自分がどのような状況でどのようにしていてきたいかという気持ちを整理することが重要です。
そうした気持ちや意思を整理する方法として注目を集めているのがエンディングノートです。
具体的には自分の銀行口座や連絡先、人生の振り返りなどを記入し、これまでの振り返りや状況整理を行います。
また、WebサイトのIDやパスワード、サブスクリプションサービスの契約状況なども記載しておくと契約解除なども行いやすくなります。

エンディングノートは白紙やノートに自分で記入していく形でも市販のものに記入する形で構いません。
どのようなことを書けば良いのかがわかるという観点からも市販のエンディングノートをそのまま利用するのが一般的であり、おすすめです。
エンディングノートの記載事項は様々ですが、代表的なものは以下の9つです。

(1)自身について
生年月日や本籍地、血液型など自身に関する基本的な情報を保存しておくと万が一の際に役立ちます。

(2)財産について
預貯金や現金、有価証券や不動産などの権利書の保管場所などを記しておくと相続がスムーズに進みます。なお、借金も含めて財産であるため、借金も記載しておくことが望ましいです。

(3)家族について
最期のメッセージや思い出、形見分け表なども合わせて保存しておくと良いです。

(4)友人について
家族向けと同様に最期のメッセージや思い出などを保存しておくと良いです。

(5)契約情報などについて
定期契約や割賦契約など契約に関する情報についても記載しておくとトラブルを未然に予防できます。

(6)医療及び介護について
延命措置など終末期医療を受けるか、介護はどの程度希望するかなども記載しておくと自身の意思を反映することができます。

(7)葬儀及びお墓について
自身の進行する宗教や望む葬儀の形、お墓や埋葬方法などについても記載しておくと自身の意思を反映することができます。

(8)遺言について
遺言書の有無や保管場所、相続に関する希望などについて記載しておくことでスムーズな相続の実現に繋がります。

このような項目がエンディングノートの代表的な項目となります。自分のノートや市販のノートへの記載に関係なく、記載後は紛失や盗難の被害に合わないように丁寧に管理しておきましょう。また、記載した内容に変更があった場合は書き換えも忘れずに行いましょう。

行政書士宇野敏志事務所では、相続を中心に終活サポート、登記、企業サポートなどのご相談を全道一円で承っております。お困りのことがございましたら、当事務所、行政書士・宇野までご相談ください。相続に係る最適なご提案をさせていただきます。